放射線科

目次

概要と特色

当科では、CTやMRIなどの各種画像診断、IVR(interventional radiology、画像下治療)、などを行っています。スタッフには放射線診断専門医、IVR 専門医が在籍し、最新の画像診断装置を用いて、高い診療レベルを維持しています。
 IVRとは、リアルタイムに画像をみながら行う低侵襲治療であり、救急医療やがん治療など、様々な診療に欠かせないものとなっています。常に各科と連携しながら、幅広く対応できるように努力しています。
 当科では、迅速で的確な診断・治療をモットーに、最新の画像診断法や低侵襲な治療に積極的に取り組んでいます。

画像診断

CTやMRIなどの各種画像検査に対して、診断報告書を作成しています。
 また、救急診療においては迅速な診断の提供に努め、病診連携施設からの検査依頼にも対応しています。

IVR(interventional radiology、画像下治療)

心臓と脳血管を除いた全身を担当しています。
 具体的には、肝細胞がんをはじめとする悪性腫瘍の治療(動注塞栓術、RFAなど)、各種ドレナージや経皮的生検などを行っています。また、外傷性出血などの緊急のIVRにも迅速に対応しています。
 また、緩和ケア内科と連携し、疼痛緩和目的のIVRにも積極的に取り組んでいます。
 具体的には、腹部腫瘍からくる疼痛に対する内臓神経ブロック、腫瘍による圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術(PVP)、腫瘍に対する動脈塞栓術などが挙げられます。

2024年12月の緩和ケア勉強会では、緩和ケア領域で利用されるIVR手技をいくつか紹介しました。

  

医師紹介

役職 氏名 資格等
(出身大学/医学部卒業年)
放射線科部長 橋本 成弘 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医
日本IVR学会 専門医
(金沢大学/2004年卒)
放射線科医長 橋本 奈々子 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医
日本IVR学会 専門医
日本核医学会 PET核医学認定医
(信州大学/2005年卒)

診療放射線科の紹介

診療放射線科は、一般診療部門と検診部門の各種検査に従事し、『思いやりの検査』『最適画像の提供』を基本方針として、診療の支援を実施しています。
 スタッフ構成は、診療放射線技師17名、放射線助手3名、看護部より看護師2名の応援を得て、検査の迅速性と安全性を確保しています。また、各種専門資格にも積極的に取り組み、質の高い医療の提供に取り組んでいます。

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