緩和ケアセンター

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温もりと患者さんに
寄り添ったチーム医療

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緩和ケアセンターについて

センター長あいさつ

センター長あいさつ

「がん」が日本人の死亡原因の第一位になったのは1981年ですが、それ以降もがんによる死亡数は増加の一途を辿っています。現在、日本人の2人に1人はがんに罹患し、3人に1人はがんで死亡するといわれています。がんは、脳卒中や心筋梗塞のように急死する疾患ではなく、多くは一定期間を経て悪化し終末期を迎えて亡くなられます。そのため、疼痛などの症状コントロールは「生きていく」上で大切であり、それを目的とする緩和ケアは極めて重要であると考えます。今後も、地域の方々に緩和医療のセンター的役割をたしつつ、本人・家族・社会の関係を最期まで支えていく医療の提供ができるよう努力して行く所存です。病棟理念「全人的苦痛の緩和・あなたらしく生きることへの支援・温もりのある医療」をモットーとして、笑顔と笑い声の溢れる病棟を目指していきます。

センター長 川端 邦裕


センターの役割

「緩和ケア」とは、悪性腫瘍を患った患者さんが、"治療"を目指すのではなく「苦痛な症状」を緩和し、患者さんが「その人らしく過ごせる」よう支援するための医療です。緩和ケアセンターでは患者さんやご家族のつらさを軽減し、生活の質の向上を目的とした医療を提供しています。

活動方針

  • 痛みをはじめとする症状の緩和ができるよう支援を行います
  • 患者様とご家族の精神的な支援を行います
  • メディカルサポートセンターと協働して、転院・在宅療養に向けて支援を行います
  • 医療者に緩和ケアに関する勉強会を行っています

緩和ケア専門の医師、看護師、薬剤師等を中心とした緩和ケアチームとして、患者さんの身体症状、不安など気持ちのつらさを和らげるとともに、生活の悩みごとやご家族のケアを含めてサポートしています。

3つの柱

3つの柱

1.緩和ケア外来

がんの患者さんとご家族を対象として緩和ケアを行う専門外来として緩和ケア外来を設けています。患者さん、ご家族の抱えている身体的、精神的、社会的問題など全ての悩み、疑問についてゆっくりと時間をとり、診療・相談に応じます。診療は一般の医療と同様に保険診療で特別の費用はかかりません。当院(外来、入院中)の患者さんだけでなく、他の医療機関で治療を受けておられる方でも相談に応じています。

  • 痛みなどの体の症状でお困りの方
  • 気分が落ち込み意欲がわかない、夜が眠れない、気持ちが落ち着かないなどの症状でお困りの方
  • 自分の現在の状態、今後の治療についてよくわからず、詳しく説明をご希望の方
  • 自宅での療養をご希望の方
  • ご家族自身の心労についての相談、診療
  • 患者さんの介護についての相談
  • 経済的保障、社会福祉制度の利用についての相談

緩和ケア外来の受診には、予約が必要です。現在、治療を受けている医療機関から予約をお取りください。

2.緩和ケアチーム

入院中の一般病棟で悪性腫瘍治療の主治医や病棟スタッフと連携して支援します。緩和ケアチームが病室へ伺います。

3.緩和ケア病棟

緩和ケア専門病棟において、緩和ケアを主体に支援します。

リンパ浮腫外来開設(随時)

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