放射線科

MRI

MRIとは

MRIとはMagnetic Resonance Imagingの略で、日本語では磁気共鳴画像です。磁力と電磁波の力によって、被ばくがなく人体のあらゆる断面像を検査できる装置です。精度の高い検査を行うことが可能で、病気の形態や性状の判断にも使用されます。
当院では1.5TのMRI装置を2台稼働しています。頭から足先まで全身の撮影が可能で、全身拡散強調画像検査(DWIBS)や心臓の冠動脈の評価も可能となりました。検査中は、装置の中に寝ていいただくだけで痛みなどは伴いません。

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検査時間

検査時間は検査内容によって大きく異なり、15分から1時間程度かかる検査もあります。

検査前の食事について

検査内容によって食事制限が必要になることがあります。詳しくは、検査予約時に渡される検査予約票を参照してください。

注意事項

次項に該当する方は、検査ができません。事前に主治医もしくは診療放射線技師にご確認ください。

  • ペースメーカ、植込み型除細動器(ICD)を留置されている方
  • 人工内耳、神経刺激装置など体内電子装置を留置されている方
  • CGM(持続グルコースモニタリング)、FGM(フラッシュグルコースモニタリング)を装着中の方
  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方
  • 閉所恐怖症の方

次項に該当する方は、検査に影響を及ぼす可能性があります。事前に主治医もしくは診療放射線技師にご確認ください。

  • 脳動脈瘤クリップを入れている方
  • 心臓の人工弁を装着されている方
  • 人工関節・骨頭を入れている方
  • 可変圧シャントバルブを使用されている方はMRI検査後にバルブの設定圧確認が必要です。事前に主治医とご相談下さい。
  • 入れ墨、アートメイクは火傷の原因になることがありますので事前に主治医とご相談下さい。
  • マグネット式インプラントを使用されている方は装着したまま検査をしてしまうとその後装着できなくなる事がありますので、必ず検査前に外して検査を受けて下さい。
  • カラーコンタクトは含まれている成分によっては発熱し、眼球を損傷させる可能性があります。検査当日は外す準備をしてお越し下さい。

次項に該当するものは、検査前に取り外していただきます。着替えしやすい服装でご来院ください。

  • ニトログリセリン真皮浸透絆創膏(ニトロダーム)は、検査中は外してください。また、検査後に次の物が貼れるように替えのものを持参して下さい。
  • 磁気カード類(診察券やキャシュカードなど)、ヘアピン、入れ歯、カツラ、指輪、ネックレス、イヤリング、ピアス、ブレスレット、補聴器、下着の金属、エレキバン、湿布、カイロ、携帯電話、時計、メガネ、カラーコンタクト、鍵、小銭、ライター、義手、義足など金属でできたものは、MRI撮影室に持ち込めません。検査中、お手荷物はロッカーに保管していただきます。

強い磁力が発生している検査室です。安全に検査を受けていただくため、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

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