放射線科

CT

CTとは

CTとはComputed Tomographyの略で、日本語ではコンピュータ断層撮影です。CT検査はエックス線を使って体の輪切り画像を撮影します。
当院では64列128スライスCT装置を2台稼働しています。近年の技術進歩により、短時間で撮影でき0.625mmの間隔で断層画像を作成できるため、ごく小さい病変も描出可能です。ノイズの少ない再構成を採用することで、高画質と被ばく線量低減を両立させ、特に幼児や経過観察にて複数回CT撮影を行う方への配慮も行っております。
CTを撮影する目的は、病気の精密検査、手術前の精密検査、術後や抗がん剤使用中の経過観察、肺炎などの炎症の有無確認など多岐にわたります。当院にはX線CT認定技師3名、肺がんCT検診認定技師2名が在籍しており、これらの検査目的を満たすために、様々な撮影方法、造影剤注入法、画像処理などを選択しよりよい画像を提供しています。

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検査時間

  • 単純撮影 5分
  • 造影検査 15分~30分

造影CT検査とは

CTでは、必要に応じてヨード性造影剤を使用します。造影剤を使用することにより腫瘍などの病変部位がわかりやすくなり、腫瘍付近の血管走行や栄養血管を把握することも可能です。 画像データから病変を観察しやすい画像や3Dの血管像を作成し、詳細な診断情報を提供しています。

検査前準備

撮影画像に影響が出るものは検査前に外して頂きます。担当技師の指示に従って下さい。

頭部撮影 

メガネ、イヤリング、ヘアピン、ネックレスなど

胸部、腹部撮影 

金属のある下着、金属ファスナー、金属ボタン、ポケットの中身など

検査前の食事について

検査内容によって食事制限が必要になることがあります。詳しくは、検査予約時に渡される検査予約票を参照してください。
また、服用されている薬については、医師からの指示がない限り、通常どおり服用して下さい。糖尿病薬を服用されている方は、主治医の指示に従って下さい。

注意事項

ペースメーカ、ICD(埋め込み型除細動器)、補聴器、持続型自己血糖測定器をご使用中の方は検査前にお知らせ下さい。
妊娠中または妊娠している可能性のある方は申し出て下さい。

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