甲状腺クリニック
目次
甲状腺疾患の診断・治療の流れ
前頚部のはれや眼球突出などが気になる方、健康診断や人間ドックで甲状腺について指摘された方は、内分泌専門医を受診いただくことをお勧めします。
甲状腺に腫瘤が見つかった場合は良悪性を判定するために、穿刺吸引細胞診ならびに病理診断を行う場合があります。
エコー所見において良性病変の可能性の高い場合は、年に1回の経過観察となることがほとんどです。
穿刺吸引細胞診とは?
どんな検査なの?
甲状腺内に腫瘤があり悪性腫瘍との鑑別を必要とする場合には、腫瘤へ直接針を刺し細胞を採取します。採取した細胞は顕微鏡を用いて観察し、良性か悪性かを判定します。
検査時には最初に穿刺部位を消毒し、清潔な状態を保ちます。超音波(エコー検査)によって安全を確認しながら細い針にて腫瘤を穿刺します。細胞を確実に取るために、1箇所あたり2~3回の穿刺を行います。
当日の流れ
検査を受けられる方は、前開きや襟元の開いた服装で来院してください。ネックレスやネクタイなどは検査時には外していただきます。食事の制限はありません。
検査時間は入室から退室までが20分程度です。検査後はすぐに帰宅できます。ただし、2時間程度は激しい運動は避けていただきます。それ以降は体調に問題がなければ通常の生活で大丈夫です。当日の入浴も可能です。
甲状腺専門チーム
当院では経験豊富な甲状腺専門医のもと、診療放射線技師、臨床検査技師、看護師が専門のチームを組んで検査にあたっています。患者さんに安心して検査を受けていただけるよう日々努力しています。
平成28年12月1日、当院は岐阜県内で2施設目の日本甲状腺学会認定施設として認定(全国208施設)されました。
外来日時
毎週水曜日 13時20分~15時00分 ※完全予約制
内分泌・糖尿病内科:診療科のコーナーにてご紹介いたします。