「看護部」2024年 看護部年間ブログ
2024年12月23日 お知らせ
ブログ一覧
1月 家族会を開催しました 2024.01.18
緩和ケア病棟では、大切な方を亡くされたご家族が、共感し励まし合うことを目的として、入院中の思い出や近況などを話し合う家族会を開催しています。
今年度、コロナ禍で中止していた家族会を4年ぶりに開催することができ、26名のご家族と12名のスタッフが参加しました。小人数のグループに分かれ、近況や入院中のお話など、笑いあり涙ありのとても充実した時間を過ごすことができました。参加されたご家族からも、「懐かしく思った」「色々な話ができてよかった」と感想をいたいただき、家族会を開催してよかったと思いました。
私たちは、今後も患者さんやご家族の方に寄り添った看護をしていきたいです。
緩和ケア病棟副看護師長 天野由香利
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2月 看護師になってもうすぐ1年がたちます 2024.02.21
私は、今年度4月に地域包括ケア病棟に配属されました。最初は何をするにも緊張し、悩みや不安も大きかったです。しかし今は、プリセプターをはじめとする先輩方に丁寧な指導を頂きながら、自立してできることも増えてきました。私は仕事をする上で、報告・連絡・相談をこまめにすることや常に笑顔で患者さんや同僚と関わることを大切にしています。分からないことは相談しながら、チームで協力して看護を行っています。知識や技術はまだまだ未熟ですが、これからも看護師として責任を持ち、個別性のある看護が実践できるよう日々の学びを1つずつ確実に身につけていきたいです。これからも頑張ります。
東5階病棟看護師 中丸裕香
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災害の準備 備えて守るヘルスケア 2024.03.11
災害時の備えについて
災害時、ここでは自然災害に焦点を当てて防災を考えていきましょう。自然災害とは、台風、豪雨、地震、津波などです。災害発生時の自分の身の安全を確保し、災害発生時の環境下で生き延びていくためには、各個人の防災、減災への意識や備蓄品の準備が大切です。
災害時に準備しておくとよいといわれているものを参考に、「私」にとって必要なものを準備しましょう。また、家族にとって必要なものを準備することも大切です。
飲料水
ひとり1日3Lが必要だと言われています。最低でも3日分は必要です。2Lと500mlのペットボトルがあるとよいと思います。500mlは持ち運びやすく、清潔に保管ができます。
また、空容器の使用方法は無限です。 給水時に使用する折りたたみの給水タンクもあると便利です。
食料
非常食は、試食してこれはいける!というものを中心にそろえておきましょう。
配給が口に合わない、食べられない時や食欲がない時に自分の好みのものが準備されていると助かります。味が濃いものが多いので、アレンジするのもいいですね。
衛生用品
手指衛生物品、マスクは必要です。清潔保持に関するものはもちろん、感染予防の視点でも必要なものを入れておくとよいと思います。
女性は生理用品を忘れずに。生理用品は傷の処置にも使用できます。ビニール袋は活用方法が多いのであると便利です
医薬品
定期処方薬は1週間ほどの予備があると安心です。薬剤情報用紙かお薬手帳があると、処方の手続きが容易となります。
自分に必要な屯用薬も忘れずに準備してください。医薬品ではないですが、眼鏡が必需品という方もいるでしょう。
季節用品
季節用品の代表のカイロも期限があります。いざというときに温かくならないこともあるの で注意しましょう。
その他
懐中電灯・ラジオ・携帯電話・モバイルバッテリーなど、非常用袋を購入すると中に入っているものが、いざという時に使えるよう使用方法を確認しておきましょう。
以上のものは賞味期限や消費期限があります。新しいものを補充して、古いものを消費していくローリングストックで管理をしてきましょう。
貴重品
貴重品を入れて持ち歩けるようウェストポーチやサコッシュがあると貴重品管理も安全になります。小銭を含め少し現金もあると安心です。
「私」にとって必要なもの
防災用品ではないですが、自分にとって心落ち着くもの、安心できるもの、大事にしているものなど、避難所生活になっても一緒に持ち出せるようなものは、精神的な支えとなる防災用品だと思います。
これで絶対安心、大丈夫ということはありません。危機的状況でどのように身を守るか、どう生きるか、日ごろから考えておくことは大切ですね。日頃より、身近な人と防災や減災について話し合って準備しておきましょう。
災害支援ナース 看護師長 濱島 弘子
災害関連死を防ぐ、誤嚥性肺炎予防。
誤嚥性肺炎とは、細菌を含んだ唾液や食べ物が誤って気管に入り、肺が炎症を起こし発症する肺炎です。特に免疫力や嚥下機能の低下がある高齢者は、誤嚥性肺炎の発症リスクが高まります。災害時は、避難所での生活や水や物品の不足でお口のケアが十分にできず、口の中の細菌が増えてしまいます。
日頃から防災グッズの中に、歯ブラシや、口腔ケアシート、マウスウオッシュ、入れ歯洗浄剤などを準備しておきましょう。
誤嚥を予防するパタカラ体操
唾液には抗菌作用があるので、唾液腺マッサージで唾液の分泌を促し、舌や口唇を動かすパタカラ体操など行うことも予防に繋がります。
摂食嚥下障害看護認定看護師 安江智子
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3月 男性看護師、育児休暇取りました‼ 2024.03.15
私には3人の娘がおり、三女が2ヶ月の頃から育児休暇を3ヶ月間取得しました。
仕事の事もあり、1カ月程度の予定でしたが、育児休暇を経験した男性看護師からも、「子供の成長は早く、あっという間に時が過ぎるため、出来るだけ長く一緒の時間を作った方がいいよ。」との後押しもあり、3か月取得しました。
育児休暇が始まり、1日の大半寝ていた三女は次第に首が座り、寝返りをし、ずり這いが出来るようになりました。日々の成長に驚きながら家族全員で、その姿を一緒に見守ることができました。数字で見る父親が生涯子どもと過ごせる時間は約3年4ヶ月と言われています。貴重な時間を大切にして、子供と一緒に成長できればと思います。そう感じることができたのも、男性の育児休暇を積極的に取り入れてくれている病院や病棟スタッフのサポートがあったお陰であり、本当に感謝しています。
HCU 佐藤 大嗣
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4月 私の健康管理を紹介します 2024.04.18
私の健康管理法は、大切な家族でもある2匹の犬「きなこ」「あんこ」と運動することです。運動量の多い犬種で、毎日の散歩やドッグランに連れていく事で人・犬ともに運動不足を解消します。また犬イベントに参加し様々な人と交流することで気分転換にもなっています。
ところで、フレイルという言葉をご存じでしょうか?フレイルとは加齢に伴い体力や心のはたらき、社会的つながりが弱くなった状態をいいます。要介護状態にならず、いつまでも健康に暮らすためには活発な生活を送ることが大切です。私は、保健師として人間ドックを受診される皆様に保健指導を実施しています。生活の中で取り入れられることを助言し、これからも皆様の健康増進に役立てるよう頑張ります。
健康管理・入退院支援センター 保健師 北村桜
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5月 病院長賞をいただきました 2024.05.21
2024年4月16日当院の開院記念式典が行われました。式典では、永年勤続表彰や、病院長賞表彰が行われます。今回、東4階病棟のスタッフが作成した検査介助動画「CVカテーテル留置の介助」「PTGBDチューブ留置の介助」が病院長賞を受賞することができました。実際の物品を用いて、医師にも協力してもらい、リアルな動画が作成できました。介助時の注意点や観察点なども分かりやすく説明が入っており、今後の教育に活用できる教材となりました。
東4階病棟看護師長 牟田美紀
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6月 日本輸血・細胞治療学会に参加してきました 2024.06.18
第72回日本輸血・細胞治療学会に参加してきました。私は、学会認定の臨床輸血看護師として、活動しています。総会のテーマは「輸血・細胞治療チームの医療推進~すべての患者に適切な輸血療法を~」です。
今から60年前のライシャワー事件を知っていますか?ライシャワー駐日大使は、治療のための輸血によって、肝炎を発症しました。事件をきっかけに「売血から献血へ」と、日本の輸血治療は見直されました。現在、血液製剤の安全性は限りなく高まっています。
今回の学会で得た新しい知見を院内のスタッフと共有し、患者さんを中心とした医療チームによる安全な輸血を提供していきたいと思います。
外来看護師 竹森美佳
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7月 腹膜透析の勉強会を行いました 2024.07.18
腹膜透析機器の操作について勉強会を行いました。腹膜透析は、おなかの中に透析液を入れ、腹膜を使って老廃物や水分の除去を行います。残された腎機能を保ちながら自宅でできる、体に優しい透析療法です。今回の勉強会では患者さんが毎日どのように操作しているか知ることができ、さらに理解を深めることができました。医療技術は発展し機器も進歩しています。これからも看護師の知識、技術の向上に努めていきたいと思います。
血液浄化センター看護師 太田絹枝
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8月 新人さん、頑張っています 2024.08.21
今年度、西病棟4階では8年ぶりに新人看護師を受け入れることとなりました。病棟スタッフは少しドキドキしながらもワクワクする気持ちで、2名の新人看護師をお迎えしました。今回、入職してから4か月経ったところで、2名に現在の様子を聞いてみました。
入職して4カ月が経ち、学ぶことが多くて大変ですが、休みの日は充実した日々を送ることができています。休みの日は好きなアーテイストのライブに行ったり、同期や友達とご飯を食べに行ったりして、リフレッシュしています。
古谷 莉音
新人看護師として働くうえで学ぶことも多く大変と感じることもありますが、休みの日は友達や同期とカフェに行くなどプライベートも充実して過ごすことが出来ています。
藤村 亜有巳
入職した2名の看護師は、業務を覚えることに必死ながらも先輩看護師から指導を受けて、日々成長しています。これからも一緒に頑張りましょう。
西病棟4階看護師長 林 亜希子
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生涯おいしく食べよう! 誰でもできる嚥下(えんげ)トレーニング 2024.09.13
9月13日金曜日に東中すこやかセミナーが、当院大会議室にて開催されました。
おいしく食べる、口から食事を食べることは、一番の楽しみでもありますし、からだの維持にもすごく大切なことだと思っております。口から食事をしっかり食べて栄養をとっていつまでも元気でいられるように、難しいトレーニングではなく。日常の中で食事の食べ方、飲み込む・食べる機能を維持できるよう方法をご説明いたします。
東中すこやかセミナーの内容につきましては、下記リンクボタンよりご覧ください。
「生涯おいしく食べよう! 誰でもできる嚥下(えんげ)トレーニング」ブログは こちら
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9月 手術室の防災訓練 2024.09.19
私は、手術室看護師として日々、手術を受ける患者さんの看護を行っています。その他に手術室の防災係としても活動をしています。
手術室では、いつ起こるか分からない災害に対し、患者さんの安全を守る行動が日頃からとれるように、訓練を行っています。今年度はシェイクアウト訓練を実施しました。シェイクアウト訓練は「その時、いる場所で、地震が発生した」と想定して咄嗟に身を守る訓練です。
実際揺れが起こった場合、どのような態勢で身を守ればよいかスタッフが体験し、少しの姿勢の違いで体の揺れを軽減できることを実感しました。今後も手術室スタッフの防災に対する知識の向上を目標に勉強会を実施していきたいです。
手術・中央材料室 永田朝子
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10月 新人看護師長です 2024.10.21
私は、今年の4月に、西6階病棟に異動し、看護師長に昇任しました。
看護師長になり、ある変化がありました。それは、本屋さんでの行動です。これまでは、「看護」のコーナーに立ち寄っていたのですが、今は、「ビジネス書」のコーナーで立ち止まることが多くなりました。とても不思議な感覚です。管理者としての知識や情報を無意識に求めているのかもしれません。これまで私はあまり本を読んでこなかったのですが、この半年はよく本を読みました。本を読んだときには、自分にもできそうだと感じるのですが、実際にはうまくいきません。試行錯誤の毎日です。
私は新人看護師長として出発したばかりです。一人前になるには険しい道のりが続きそうですが、私らしく、パワフルに頑張っていきます。
西6階病棟看護師長 玉置純子
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11月 脳腫瘍支持療法研究学術集会に行ってきました 2024.11.20
9月末に東京で開催された「 第2回脳腫瘍支持療法研究学術集会」に参加してきました。当院グリオーマチームのメンバー6名が多職種の視点から各々の発表を行い、私はポスター発表を行いました。発表の準備は大変で、当日はとても緊張しましたが、参加人数も多く人垣が2重3重にもなり、脳腫瘍に関する注目の高さがうかがえました。
今回は、他病院で行われている治療や看護、多職種での関わりを学ぶことができ、知識の拡充となるよい機会でした。学会で学んだことを当院のスタッフと共有し、看護に活かしていきたいと思います。
西5階病棟副看護師長 大澤章乃
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12月 新人看護師のリフレッシュ方法 2024.12.17
今年度、東6階病棟には2名の新人看護師が来てくれました。何もかも初めてのことばかりで緊張感でいっぱいだった頃から順調にステップアップしています。6月からは夜勤体験が始まり、年明けの夜勤独り立ちに向けて毎日頑張っています。そんな2名の新人看護師はどんな休日を過ごしてリフレッシュしているのでしょうか。インタビューしてみました。
・Aさんの休日の楽しみは、モーニング、サウナ、ドライブでした。「新しいモーニングの店を開拓していくのが楽しいです」と満面の笑顔で話してくれました。
・Bさんの休日の楽しみは、食べること、「今はまっていることはヌン活です」って嬉しそうに話してくれました。
東6階病棟副看護師長 住田 俊彦
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看護部長の「今年の漢字」 2024.12.25
看護部長の澤井です。
先日、今年の漢字が発表されました。
そこで、私も今年の漢字1字を考えました。
令和6年、私の漢字1字は、熱
とにかく気温が高く、地球はどうなってしまうのかしらと思う1年でした。
できることから、地球にやさしくしたいと思います。
また、オリンピックもあり、熱く応援させていただきました。
アスリートの皆様、感動をありがとうございました。
来年は、熱いながらも、心温かな1年でありますように。