「看護部」2022年 看護部年間ブログ

2022年12月20日 お知らせ

ブログ一覧

 

1月  脳神経看護チームの勉強会を企画、開催して 2022.01.20

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私は西病棟5階で、脳神経看護チームの勉強会係をしている看護師の山田です。

先月、西病棟5階スタッフを対象に勉強会を開催しました。
テーマは「看護師にできる麻痺のある患者さんへのリハビリ」です。
勉強会を開催するにあたり、まず、自分のこれまでの看護を振り返り知識の確認をしました。
そして、理学療法士や作業療法士、言語療法士とコンタクトを取り、看護師が行うべきリハビリについて話し合い、資料作成など学習会の準備を行いました。

勉強会を開催するために自己学習で、脳神経疾患に起こりうる麻痺について自分なりにまとめたことで、より深くリハビリの必要性や効果的なリハビリ方法が理解でき、自己の学びにつながりました。

今後も自身の成長のためにも、そして、専門職として看護の質をお互いに高めあうためにも積極的に勉強会の開催を企画し、また、他の勉強会にも参加していきたいです。

 

西病棟5階 看護師  山田 琴音

 

2月  縁の下の力持ち 2022.02.18

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私たち東6階病棟には、看護師のほかに看護補助者が5名、外国籍の夜間補助者が5名、在籍しています。看護補助者は、看護師の免許は保有していないので医療的な行為はできませんが、入院患者さんの食事を配ったりシーツを交換したり、検査の搬送をしたり病棟内の清掃をしたりと、幅広く活躍をしてくれています。 

看護補助者も看護師と同じように、患者さんの病状の回復を心から願い、優しい笑顔で患者さんと接してくれています。時として患者さんが危ないと感じたときには、患者さんのそばを離れず看護師に連絡をくれ、助けられることも多くあります。

当病棟の看護補助者は、みんな明るい!お母さん世代ということもあり、若い看護師の良き相談相手となってくれています。
また、人生の先輩として接遇面などお手本となってくれています。

まさしく、東6階病棟の縁の下の力持ちと言ったところでしょうか。
これからも、東6階病棟を支えてくれる仲間としてお互いに協力しあい、安心できる療養環境を提供していきたいと思っています。

 

東6階病棟 副看護師長   玉置 純子

 

3月  新しい認定看護師が誕生しました 2022.03.23

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当院、西病棟6階には、公益社団法人日本看護協会で設定されている「認定看護師」の資格を持った看護師が3名在籍しています。
「慢性心不全看護認定看護師」「透析看護認定看護師」「認知症看護認定看護師」の3名です。
今回は2021年に「認知症看護認定看護師」となった看護師を紹介します。

認知症看護認定看護師の役割は、認知症の各期に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築、行動心理症状の緩和と予防です。
資格取得を考えたきっかけは、認知症患者さんは認知機能の低下がおこり、日常生活でもできなくなる動作が増えてきますが、ある時、病棟で看護業務を行っていた際に、ある認知症の患者さんが昔一緒に働いていた面会者に対しては、明確に記憶を呼び起こしてしっかりとした口調で話している場面を見て、残された力があることに気づいたそうです。
患者さんの個人史に目を向け、残された力に注目し、認知症患者看護に活かしたいという思いが強くなり、それが資格を取得する原動力となったと語ってくれました。

現在は資格を活かし、病棟での療養上の看護ケアはもちろん、認知症ケアチームを立ち上げ、医師、薬剤師、栄養士など多職種で患者さんと家族へのケアを実践しています。
また、認知症看護に悩む看護師仲間の相談にものってくれています。
認知症看護認定看護師とともに、西6病棟の看護スタッフは認知症看護ケアをがんばります。

 

西6階病棟看護師長   濱島 弘子

 

4月  新しい年度が始まりました 2022.04.28

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新年度が始まりました。
今年度は22名の新卒看護師が入職してくれました。

4月の新卒看護師は、午前中は所属部署で先輩看護師の動きを見学し、午後からは集合研修でモデル人形を使用して基礎的な看護技術のシミュレーションと、他職種から様々な講義を聴講しました。
認定看護師や専門看護師からは、専門分野の看護や技術について、また、多職種の薬剤師や検査技師・臨床工学士からは、まずは入職してすぐに必要となるそれぞれの分野の専門知識を講義していただきました。

コロナ禍3年目ということで、今年入職された皆さんは学生時代に十分な臨地実習ができないまま卒業された方もいます。
新人看護師としては、学生時代より多くのことを学んでいかなければならないため、不安もたくさんあるでしょうが、集合研修では真剣にそして時には笑顔を浮かべながら頑張ってくれています。
そんな姿は、担当する副師長たちの励みになっています。

これからは、先輩も新人さんもみんな仲間、一つのチームです。
一緒に成長しながら、患者さんの健康回復のために看護を実践していきましょう。

 

教育担当副看護部長  多田ひとみ

 

5月  手術室看護師2年目として 2022.05.19

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手術室看護師2年目になりました。

昨年1年を通して、手術は患者さんにとって身体的にも精神的にも大きな負担となることを実感しました。

また、手術室看護師は患者さんと関わる時間は短いですが、手術室という特殊な環境の中で患者さんの一番身近な存在として、不安や恐怖を軽減し、安全な手術を行えるようにすることが重要であると学びました。

しかし、手術中に円滑な介助を行えなかったり、緊急時に素早く対応できなかったりと、自分の知識・技術不足を感じることが多くあります。

看護師2年目として、これまで学んできたことを活かすとともに、今後も勉強を重ね、患者さん一人ひとりに寄り添った看護を行えるよう頑張っていきたいです。

 

手術室看護師   西野 須弥子

 

6月  腎代替療法選択面談について 2022.06.16

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日に日に暑くなり、季節の移り変わりの早さを感じる毎日ですね。

今回は、血液浄化センターで看護師が行う腎代替療法面談外来についてご紹介です。
腎臓内科外来に通院中の腎不全患者さんで、「先生に、近い将来透析になると言われた。」と不安を抱えておられる方はいませんか?

血液浄化センターでは、そんな患者さんとゆっくり時間をとってお話しさせていただき、今後の治療の選択や生活指導等を行っています。
面談は30分から1時間程度を予定しており、できればご家族も同伴されるといいですね。
堅苦しい面談ではなく、患者さんの思いを少しでも聞かせていただけると嬉しいです。

ご不安でいっぱいのお気持ちが少しでも楽になるような手助けが出来れば幸いです。

  

血液浄化センター 今江浜子

 

7月  アサーティブコミュニケーションで目指すチーム医療の実践 2022.07.14

アサーティブコミュニケーション

「アサーティブコミュニケーション」とは相手の立場や意見を尊重しつつ、自分の主張を正確に伝える表現方法です。

昨年、このアサーティブコミュニケーションについての取り組みを行いました。

私たちは看護実践において、チームワークをより強化 し、一緒に働くメンバーと共に建設的な意見を出し合いながら、理想の看護を追求しなければなりません。

相手への配慮を忘れずに、自分の考えをしっかりと伝えられる環境は、風通しのよい職場となり、コミュニケーションの活性化にも繋がります。

自分の性格を変えることは簡単なことではありませんが、自身のコミュニケーションの傾向を知ることで、行動を改めることはできそうです。

アサーティブコミュニケーションを実践することで、私たちが働く外来治療センターの持続的なチームの成長を目指します。

 

外来治療センター  副看護師長 奧村愛子

 

8月 「家族に支えられて」 2022.08.19

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HCUとは、「High Care Unit」の頭文字をとったもので、集中治療室のことを指します。

多臓器不全や大手術後など、高度で専門的な治療・看護を必要とする患者さんが入院しています。

ICUと一般病棟の間に位置づけられている病棟で、患者さんの早期回復のため、24時間体制で受け入れ、看護を提供しています。受け入れる患者さんの重症度は幅が広く、人工呼吸器装着中の方から、輸液が主体で安静を必要とする方もいます。また、複数科の患者さんの入室があるため幅広い知識が必要となります。

私は男の子2人を育てながらフルタイムで勤務しています。
HCUで働くための知識や技術の取得のため勉強会や研修会等は、家族の協力のもと参加していますが、学習する時間が確保しづらいのが現状です。日々の業務の中で先輩方に指導して頂きながら学んでいます。子どもたちには、少しさみしい思いをさせているかもしれませんが、「かあちゃん、がんばって」といつも笑顔で仕事に送り出してくれます。

当院ではワークライフバランスがとれていて、休日には子どもと過ごす時間もあり、自分も一緒にリフレッシュしています。HCUでの看護は、命に直結するという緊張感もありますが、やりがいもあります。家族の協力を活力に、子どもたちの自慢のかあちゃんになれるように日々努力していきたいです。

 

HCU 種田 麻依

 

9月  人間ドックにおける今年度の取り組みから 2022.09.16

令和4年5月27日に当院健康管理センターは、人間ドック機能評価を受審(更新)しました。
書類審査や施設見学を通して、評価調査者からカテゴリー毎にそれぞれの評価をいただきました。
褒めていただいたところもありますが、今後、より一層努力を必要とするところもありました。
どちらも真摯に受け止め、今後もより良い施設を目指し努力していきます。

9月2日と3日には、第63回人間ドック学術大会に出席しました。

発表では受診勧奨に関する他施設の取り組みや、特定保健指導の第四期の変更点などを聞くことができ、新たな学びがありました。また、私自身も保健指導の効果に関する研究を発表させていただき、貴重な機会となりました。

人間ドック機能評価や人間ドック学術大会で得られた学びを、
健康管理センターのスタッフと共有し、今後に活かしたいと思います。

 

健康管理・入院支援センター
看護師・保健師  五島 怜美

 

10月  私のワークライフバランス 2022.10.19

私たち夫婦は、当院にて部署は違いますが二人ともフルタイムで働いています。

小学1年生の子どもがいますが、夫婦で仕事と育児の両立ができるように、お互いの勤務シフトをずらして勤務できるように相談しながら、それぞれの看護師長に調整いただき働くことができています。

お互いのシフトを調整することで、子どもがやりたい習い事をやらせてあげることができています。

また、休日は自分の趣味である家庭菜園を子どもと一緒に楽しんでリフレッシュすることもできています。

当院は、ワークライフバランスを大切にした職場環境です。今後も自分のキャリアも大切にしながら子育てを楽しく頑張っていきたいです。

 

東病棟4階 看護師 曽我 祐紀奈

 

11月  男性の育児休業 2022.11.17

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私には5歳と2歳になる子供がいます。第2子が生まれた時に、初めて2ヶ月ほどの育児休業を申請しました。
この頃は男性看護師も育児休業を取得するスタッフがおり、私もその流れにのり取得しました。

あまり長期間取得すると職場復帰する時に大変かと考え、2ヶ月程としましたが、いざ取得してみると 2ヶ月は早いもので、正直もう少し長い期間取得してもよかったかなと思いました。

2ヶ月間は、もちろん家事・育児を妻と分担して行いましたが、子供と触れ合う貴重な時間は、仕事のことを気にすることなく大変有意義に過ごすことができました。

これも、この病院が積極的に男性の育児休業を取得させてくれていること、また、病棟スタッフの協力もあり実現できたことだと思い、本当に感謝しています。
今後は、自らが支える側にまわり、男性看護師が今以上に育児休業を取得しやすい環境の風土づくりに寄与したいと思っています。

 

西4階病棟看護師 長尾 浩明

 

12月  看護研究 2022.12.14

こんにちは。今年も残すところ数日となりました。
当院では、毎年テーマを決めて、それぞれの部署で看護研究に取り組んでいます。

今年度、私たちの病棟では「認知症患者の看護」をテーマにしました。
その中で、ハンドマッサージの効果の検討を実施しました。             

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その結果、落ち着きがなかったり、悲観的な発言が聞かれた患者さんから、笑顔で「気持ちいいわ、ありがとう」と言ってもらえたり、夜間良眠が得られるようになったという反応がみられました。
心地よいという刺激や、一対一のコミュニケーションが患者さんにとって、安心感に繋がっているのではないかと考えています。

今後も、患者さんが安心して療養していただけるよう、この研究を活かし、これからの看護につなげていきたいと思います。

 

東5階病棟 看護師 松井 佐織

 

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