「看護部」2021年 看護部年間ブログ

2021年12月23日 お知らせ

ブログ一覧

1月  笑顔を忘れず・・ 2021.01.13

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2020年の1年はあっという間に過ぎ、2021年を迎えました。
当院の西4階病棟は、整形外科病棟です。整形外科病棟では「日常生活そのものがリハビリ」をモットーに、手術翌日から、トイレや食事などの日常生活の場面を利用して、車椅子への移乗や歩行器歩行の指導を開始し、早期の離床を心掛けています。
手術後の移動動作は、まだまだ痛みを伴う事もありますが、少しずつ動けるようになると患者さんも自然と笑顔になります。

昨年より新型コロナウィルス感染防止のためで面会が制限され、患者さんは寂しい思いをされていると思います。
そんな、患者さんのよりどころとなれるよう、スタッフ一同"笑顔"を心情に接しています。
また、患者さんの笑顔は、私たち病棟スタッフの励みとなっています。

まだ、大変な状況が続いていますが、新しい年が皆様にとって良い年になりますことを、心より願っております。

西4階病棟師長  中村 由紀子

 

2月  共に成長できました 2021.02.17

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今年の冬は昨年の暖冬とは違い、雪が降る日が何日かありましたね。
雪に慣れていない私は普段は車で10分の通勤ですが、いつもより1時間早く起きて家を出たら、1時間早く職場に着いたという事もありました。
その分、ゆっくりと勤務前のコーヒータイムが出来てよかったです。

 

話は変わって、今年度2名の新人さんが当病棟の一員となりました。
4月の入職時は緊張した表情で先輩看護師の傍らにいた2人が、今ではチームの一員として毎日笑顔で頑張っています。

少しずつ出来る事が増えて、今月から夜勤でも患者さんを1人で受け持つ事が出来るようになりました。
これも本人の努力と先輩看護師の優しく細やかな指導のおかげだと思っています。
まだまだ成長途中の2人ですが、これからの活躍を楽しみにしています。
 

東病棟6階看護師長  五島 君夜

 

3月  癒しの時間 2021.03.19

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西6階は、内科の混合病棟です。
主に循環器内科、腎臓内科、内分泌内科疾患を持つ方が入院されます。

慢性的な疾患の方が多く、病気と共に人生を送らなければならないため、内服や食事、健康管理などの様々な助けを受けながらも自己管理していく必要があります。
病気と共に歩む人生ですが、自己管理指導を行う医療職は制限ばかりではなく、患者さんの思いを聞き、好きなことや趣味などの話をしながら生活を一緒に考えていくことも大切だと思っています。

病状が回復した患者さんは、入院中にご自分の趣味や特技を再開される方もみえます。
少し前のことですが、手先が器用な患者さんは、折り紙で作品をたくさん作り出し、見せてくださいました。
折り紙を見ながら回復を共に喜ぶことができ、医療スタッフもとても癒される時間をいただきました。
何かに夢中になる時間、癒しの時間は誰にとっても大切な時間だと思いました。

西6階病棟師長   濱島 弘子

 

 

4月  緩和ケア病棟のティータイム 2021.04.21

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緩和ケア病棟では、がん患者さまの症状緩和や様々なケアをしています。
自宅にいるような落ち着いた穏やかな時間を過ごせるよう、スタッフ一同心を込めて看護しています。

デイケアでは、コロナ禍の影響によりボランティアさんの参加はできていませんが、患者さまとご家族さまに、毎週コーヒーとお菓子をお配りしています。
「喫茶店みたい」「気分転換になる」と喜ばれています。
今月は、病棟内や病室の鏡に桜のシールを貼り、春らしさを感じてもらえるよう努力しました。
今後も穏やかな時間と環境を提供できるよう、援助していきます。
 

緩和ケア病棟看護師  西脇 美里

 

5月  手術室勤務の1年間を振り返って 2021.05.24

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手術室に配属されてから、もうすぐ1年が経とうとしています。
今まで病棟勤務だった私にとって、手術室での勤務は分からないことや慣れないことばかりで、当初はまるで新人看護師に戻ったような気持ちでした。

病棟勤務と比較すると、患者さんと関わる時間が少なく、どのようにコミュニケーションをとって信頼関係を築くか悩んだこともありました。
今は、術前訪問や術後訪問に限らず、手術室の入口から手術を行う部屋までの移動中など、限られた中でもなるべく患者さんとお話するよう心がけています。

新年度になり、手術室にも新人看護師が配属されました。
私も新人さんと成長できるよう一緒に頑張っていこうと思います。

手術室看護師  内堀 紗弥

 

6月  フットケアについて 2021.06.24

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早いもので今年も半年が過ぎようとしていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか。
今回は、血液浄化センターで看護師が透析治療以外に行っている仕事について、お伝えします。

血液浄化センターには、血液透析の患者さんは週3回、腹膜透析の患者さんは月2回通院されています。
透析患者さんは、動脈硬化により末梢の血流が悪くなり、足のしびれや痛み・潰瘍の形成が起こりやすく、日常生活に支障をきたすことがあります。
私たち看護師は、患者さんの透析治療のサポートのみでなく、日常生活の質の低下、身体活動の低下を防ぐために、常に患者さんの足の観察を行い、爪の手入れ方法などを指導し、トラブル予防に早期から対応しています。
このような私たちの関わりで、足のケアを大切にするということに関心を持っていただけた方が増え、大変嬉しく思っています。

現在は新型コロナウイルス感染予防のため、外出を控えている方が多いと思います。
お家時間に足のトラブルを防ぐケアを積極的に行っていただけると、尚嬉しく思います。

血液浄化センター看護師   清水 美弥子

 

7月  外来での療養指導 2021.07.21

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当院の内科外来で行っている療養指導について少しお話をします。

心不全で入院し改善して退院しても、自宅でのコントロールが難しく、再び入院をしてしまう患者さんがみえます。
また、自宅で糖尿病の血糖コントロールがなかなか上手くいかず、再び入院してしまう患者さんがみえます。
このような患者さんに対して外来通院の際に、医師の指示のもと外来看護師が療養指導を行っています。
薬の事、食事の事、その他の心配事など、患者さんの思いを大切に聴取して、他の職種と連携し在宅での最善な療養生活に向け取り組んでいます。

先日、退院後に指導を開始した患者さんに「私のためにこんなことしてもらっていいのかね。」と恐縮されてしまいました。
私達看護師は、患者さんが一番居心地の良い自宅で少しでも快適に過ごせるようお手伝いできれば、これほどうれしいことはありません。

外来副看護師長  堀 八生子

 

8月  院内ICLSインストラクターとして 2021.08.19

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全国各地で雨による被害がある中、新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、大変な日々を送られていることと思います。

私は、当院の救急推進チームに所属し、ICLSインストラクターとして活動しています。

救急推進チームは「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」の習得を目標に、二次救命処置の講習会をICLSコースとして院内で行っています。
実技実習を中心としたコースです。

先日、院内で第8回目のICLSコース講習会が開かれました。
受講者は6人毎のチームに分かれて、実際の心停止の現場を想定したシミュレーション実習を繰り返し行い、蘇生に必要な技術やチームでの役割を明確にし、素早く蘇生ができる方法を身に付けます。

受講生は、初めは困惑していましたが、チームとして1日実習を行う事によって、講習会終了後には自信が付いた様子でした。
今後もインストラクターとして、院内の急変に対応できるスタッフの教育を進めて行きたいと思います。


HCU看護師  奥村幸太郎

 

9月  退院支援について 2021.09.21

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内閣府発表の令和2年版高齢社会白書によると、65歳以上の総人口に占める割合が28.4%でした。
高齢化が進む中、入院を契機に認知機能や身体機能が低下する方が多くみえます。

当院では各病棟で週1回、多職種カンファレンスを行い、退院支援が必要な患者さんの情報共有を行っています。
病棟看護師から患者さんの治療の状況と今後の目途、認知機能や日常生活動作の状況、また、患者を支える方についての情報提供があり、退院後の療養場所はどこが適切か、そこで過ごすためにはどのような支援が必要かを共に検討します。
患者さん及び患者を支える方の意向を尊重した退院支援は、退院支援担当者だけが行うのではなく、医師や看護師、多職種からの情報がとても重要であると日々実感しています。
退院支援担当者は、得た情報を基に利用できる社会資源を患者さんに情報提供して具体的な調整を進めています。
当院では6名の社会福祉士(医療ソーシャルワーカー:MSW)と2名の看護師が、退院支援を担当しています。

退院支援看護師   福田 貴子

 

10月  化学療法班の活動 2021.10.20

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東4階病棟の化学療法班では、抗がん剤を使用する患者の看護についてスタッフ全員が理解できるよう勉強会を行い、手順作成をしました。

曝露対策では院内の化学療法委員会と協力し、曝露防止のガウンテクニック・抗がん剤の交換方法についてムービーを作成しました。
映像を見ることでより統一した手技で行うことができるようになります。

また、新人スタッフに対しては抗がん剤の種類と副作用・疾患別の使用方法などの勉強会を、薬剤部の協力を得て開催しています。

化学療法は、副作用の重さによっては抗がん剤投与の休薬の目安になることがあるため、副作用を正しく評価することは非常に重要です。
抗がん剤には様々な種類がありますが、共通して出現しやすい副作用があります。
これらをスタッフが正しく評価出来るように、テスト形式で理解度を確認し、間違ったところは理解を深めるために復習をしてもらいました。
これにより、スタッフの副作用に対する評価が以前より統一した知識で正しく評価できる様になりました。

抗がん剤の確かな知識を身につけることで、抗がん剤治療を受ける患者さんの気持ちに寄り添い、また安全に抗がん剤の治療を受けてもらうことができます。
今後も、より良い看護が提供できるよう化学療法班での活動を続けていきます。


東4階病棟看護師  水野 翔太郎

 

11月  ワークライフバランス 2021.11.24

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はじめまして。西4病棟勤務の近藤です。
私は5歳と7歳男児の育児をしながら働いています。
私の一日は、朝家族を起こすことから始まり、朝食を食べさせて、着替え、歯磨きをさせ、小学校、幼稚園に順に送り出し、自分の身支度をして出勤。勤務後は、順にお迎え、夕食の準備、宿題、遊び、お風呂、寝かし付け、そして一緒に寝落ち。平日は夫の帰りが遅く、まさにワンオペでめまぐるしく過ぎていきます。
子育ては、毎日色々なことが起きて、一緒に泣いて笑って、どんどん成長していく姿を見られて楽しいのですが、一日の終わりには、言うことを聞かない子供達に叫びすぎて、声は嗄れて疲労困憊。部屋は散らかり放題。他のママたちは、もっと上手に仕事と育児や家事を両立しているんだろうなぁと自己嫌悪の毎日です。

私は今、育児支援制度の育児部分休業を利用して勤務をしています。子供が熱や体調不良の際には、看護休暇を取得し、夜間勤務の際には母や夫のサポートが必須です。
時間的な制約がある中で仕事をすることの難しさもありますが、当然ながら病院には働くママが多くいます。先輩や同僚と育児や仕事について相談し、協力できる環境がありとても助かっています。また子育ての経験は、女性や子供たちなど様々な患者さんとの関わりに役立っていると感じています。

そんな私の今の癒しの時間は、友達とのランチや、携帯アプリで見逃したドラマやバラエティーを見て、onlineLIVEを楽しんでいます。
こんな私に、「ママは僕の宝物だよ」と抱きしめてくれる息子たちとの日々を大切にしながら、うまくワークライフバランスをとっています。


西4階病棟看護師 近藤 由香

 

12月  看護師の夜勤 2021.12.23

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こんにちは。東5階病棟に勤務している南です。
私の育児休業復帰後の夜勤について話したいと思います。

当病院は2交代と3交代が選択でき、私は2交代で16時間夜勤をしています。
夜勤は長時間勤務であり、日勤と比べると看護師の数も少なくなります。

復帰後初めての夜勤前日、久しぶりの夜勤に対する不安と、初めて子供と夜に離れることが心配で寝付けませんでした。
当日は、主人1人で大丈夫かなと不安もありお菓子を準備しましたが、落ち着いて過ごすことができませんでした。
ですが、夜勤を終えて家に帰ると、子供と主人は楽しく過ごしていたようでした。

今では、「ママ今日は夜お仕事?頑張ってね。」と応援してくれるようになり成長を感じています。
母親として子供と一緒に成長し、看護師としても患者さんが安心して療養できる支援ができるよう成長したいです。

東病棟5階 看護師  南 貴子

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