各部署の紹介
西4階病棟
西4階病棟は、整形外科の病棟で、主に変形関節症や骨折などに対して手術を受けられる患者さんが多く入院されます。手術が安全に行えるように、術前からしっかりと準備を整え、術後は心電図や血圧の管理を通じて、異変の早期発見に努めています。また、痛みの緩和に配慮しながら、翌日からリハビリを開始し、患者さんの回復を支えています。患者さんが安心して療養生活を送れるように、医師やセラピストなど多職種が連携し、生活指導や退院支援にも力を入れています。
リハビリの中で、「できることが増えた」と笑顔で話してくださる患者さんの姿は、私たちにとって大きな励みです。これからも、早期回復と円滑な退院を目指して、チーム一丸となってサポートしていきます。
東4階病棟
東4階病棟は、外科、泌尿器、産婦人科、緩和ケア内科の患者さんを受け入れています。手術や治療が必要な急性期の方から、症状緩和ができ穏やかな時間を大切にしたい患者さんまで、さまざまなニーズに対応しています。
患者さんやご家族が安心して手術や治療を受けられるよう、また一人ひとりの思いを大切にした看護が提供できるように、スタッフ一同日々努めています。セル看護提供方式を採用し、スタッフがチームとなって患者さんご家族の生活を支えています。安心してご自宅や施設に退院していただけるように、医師・看護師を中心とした多職種が連携し、情報共有をしながら、スムーズな退院支援に取り組んでいます。
地域に根ざした医療を提供し、患者さんとご家族に「ここに来て良かった」と思っていただける看護を目指しています。
西5階病棟
西5階病棟は、脳神経外科、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科の患者さんを受け入れる混合病棟です。脳卒中をはじめ、抜歯、舌がん、扁桃炎、副鼻腔炎、褥瘡、天疱瘡などさまざまな疾患に対応しており、治療内容も多岐にわたります。私たちは、患者さんが安心して入院生活を送れるよう、また退院後もその人らしい生活が送れるよう、医師や看護師・薬剤師・セラピストなどがチームで協力し、支援を行っています。
当病棟は、「固定チームナーシング」と「プライマリーナーシング」を取り入れ、継続性のある看護を重視しています。プライマリーナースを中心に日々カンファレンスを行い、患者さんを全人的に捉え、ご本人やご家族の思いに寄り添った個別性のある看護を提供できるように努めています。
東5階病棟
東5階病棟は、地域包括ケア病棟です。地域包括ケア病棟では、急性期の治療が終わり回復に向けリハビリが必要な患者さんをお迎えしています。退院後の生活に対する不安や、病状に関する心配事については、医師・看護師を中心とした多職種のスタッフが連携し、問題の解決や、不安の軽減に努めています。看護師は、患者さんの身近な存在として、不安や希望などの思いを丁寧に聴き取ることを大切にしています。患者さんが自宅や施設へ安心して退院できるよう、地域で支える医療・介護関係者と情報を共有しながらサポートしています。
私たちスタッフは「そのひとらしさ」を大切にし、患者さんとご家族の方が望む生活を実現できるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。
地域包括ケア病棟についての詳細は、下記リンクボタンにてご覧ください。
西6階病棟
西6階病棟は、循環器内科・腎臓内科・内分泌内科の混合病棟です。入院される患者さんの多くは高齢であり、長期療養を必要とする方が多くいらっしゃいます。私たちは、患者さんやご家族が直面するさまざまな選択についてともに考え、寄り添いながら支援することを大切にしています。医師・看護師をはじめとした多職種が連携し、患者さんを中心に最適な選択ができるよう努めています。また、看護師や看護補助者が力を合わせ、入院生活が少しでも快適で安心できるものとなるよう、細やかな配慮と支援を心がけています。
患者さんが穏やかな時間を過ごせるよう、スタッフ一同、心を込めてお手伝いさせていただきます。
東6階病棟
東6階病棟は、呼吸器内科・消化器内科を主とする病棟です。呼吸器内科では、肺炎・肺気腫・間質性肺炎・肺がん・気胸など疾患に対応しており、特に高齢化の影響で誤嚥性肺炎の患者さんの入院が増えています。治療と並行してADL(日常生活動作)の維持・向上や嚥下障害の回復に向けて、早期からリハビリの介入を行っています。消化器内科では、上部・下部消化管の内視鏡検査を目的とした入院や、胆管炎・総胆管結石などの治療を中心に対応しています。患者さんが安心して検査が受けられるよう内視鏡センターの看護師と定期的にカンファレンスを実施し、情報共有を徹底しています。また、。医療ソーシャルワーカーや退院支援看護師とも連携をし、退院後の生活まで見据えた支援を行うことで、患者さん一人ひとりに寄り添った医療と看護に努めています。
HCU
HCUは、一般病棟での対応が難しい重症患者さんを受け入れる病棟です。重症化のリスクが高い患者さんに対して、病状に応じたきめ細かなケアを行い、日常生活の支援にも力を入れた看護を提供しています。また、早期離床やリハビリテーションを積極的に取り入れ、患者さんの早期回復を目指して、多職種が連携して支援しています。HCUに入院される患者さんやご家族の多くは、突然の病状悪化や生命の危機に直面し、不安や戸惑いを抱えていらっしゃいます。私たち看護師は、そうしたお気持ちに寄り添い、精神的なサポートにも力を注いでいます。
患者さんやご家族の方の思いを大切にしながら、安心して過ごしていただけるよう、日々心を込めて看護に取り組んでいます。
緩和ケア病棟
緩和ケア病棟は「全人的苦痛の緩和」「あなたらしく生きるための支援」「ぬくもりのある医療の提供」を理念に掲げています。がんに伴う痛みや息苦しさなどの身体的な症状、気持ちの落ち込みや不安などの心の症状が少しでも軽減できるようにケアを行っています。また、ご家族の思いに寄り添い、大切な時間を安心して過ごしていただけるよう、環境づくりにも力を入れています。さらに多職種が連携し、経済的な不安や仕事に関する悩みなど、生活に関わるさまざまな問題にも寄り添い、支援を行っています。病棟では患者さんやご家族に向けて、週に1度デイケアを開いています。さまざまなボランティアさんが演奏会などを開いてくださり、病棟内にはあたたかく素敵な時間が流れます。病院にいることを忘れさせてくれるような、穏やかで心地よいひとときをお届けしています。
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手術室
当院の手術室では、患者さんに少しでも安心して手術を受けていただけるよう、明るく清潔な環境作りと、あたたかなサポートを心がけています。経験豊かな医師や看護師がチームとなり、それぞれの症状やご希望に寄り添いながら、丁寧に対応しています。また、新たに「術前外来」を設け、手術前の不安や疑問を一緒に解決し、心も体も整った状態で手術に臨めるようお手伝いしています。何か気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。患者さんとご家族が安心して手術の日を迎えられるよう、スタッフ一同心を込めてサポートいたします。
外来
外来では、各診療科や外来治療センター(救急室・内視鏡センター・外来化学療法室・放射線科)において、専門性の高いスキルをもった看護師が担当し、患者さんが安心して受診・検査・処置・治療を受けられるよう、多職種と連携しながら看護実践に取り組んでいます。
また、緩和ケア内科・ストーマ外来・もの忘れ外来・糖尿病療養指導では、認定看護師等による専門的な看護の提供も行っています。患者さんが、その人らしく療養生活を送れるよう、地域の皆様に親しまれ、信頼される「病院の顔」としての外来を目指しています。
血液浄化センター
血液浄化センターでは、「安心・安全な最善の透析の提供」「地域の医療機関と連携を良好に保つ」を基本方針に掲げ、患者さんが透析を受けながらも、より充実した生活を送れるよう支援しています。わかりやすい説明や生活指導を心がけ、多職種で日々取り組んでいます。また、透析導入前の患者さんがより良い療法を選べるように、スタッフ同士で学び合いながら知識や技術を高め、多職種で話し合いを重ねています。患者さんやご家族の想いに寄り添いながら、一緒に考え、納得のいく意思決定を支援できるよう努めています。
健康管理センター・入退院支援センター
健康管理センター
健康管理センターは、公立学校共済組合員の方とそのご家族、そして地域の皆様の健康保持・増進を目指しています。人間ドック健診施設機能評価認定施設として、受診者さんが精度の高い健診を安全に受けられるように努めています。全室個室での宿泊ができるため、自室でリラックスした環境でお過ごしいただけます。また、保健師や看護師が、受診者さんの一人ひとりの生活に寄り添いながら、生活習慣に合わせた個別の保健指導を行っています。
入退院支援センター
入退院支援センターでは、入院前の生活から退院後の生活まで、切れ間のない支援を目指しています。入院が決まった患者さんが安心して入院生活を送れるよう、必要な情報を収集し関係する部門へつなげています。また、入院前に利用していた医療・介護サービスについても把握し、退院支援看護師・医療ソーシャルワーカー(MSW)など多職種と情報共有を行っています。入院後も、患者さんが安心して退院後の生活に移れるよう、医療・介護サービスの調整を行いながら支援しています。