医学生の皆様へ
病院長 藤原 道隆
東海中央病院は、名古屋駅から真北に26kmの地点に位置し、岐阜市の東隣で、景勝地として有名な犬山市からは木曽川をはさんだ対岸の各務原市に位置します。古くは中山道の宿場町で、現在もJR線、名鉄線、高速道路や幹線国道が走る交通の要衝です。
全国にある公立学校共済組合の8病院のひとつであり、60余年の歴史を持っていますが、現在の本館は2011年に建て替えられたもので、旧館も全面的にリニューアルされ、全般に比較的新しくきれいな施設です。急性期病院として地域医療に貢献する一方、公立学校教員の健康管理にも取り組んでいます。さらに、緩和ケア病棟や地域包括ケア病棟も開設されたので、幅広くさまざまな症例を経験することが可能です。
病床数は332床で,年間延べ入院患者数9万人弱,年間救急搬送数3400件(いずれも2024年)と「ほどよい」規模感で、じっくり勉強する余裕があります。親切な職員が多く話しやすい雰囲気があるのは卒後臨床研修の場として良いと思います。
プライマリケアについてじっくりと学びたい方はぜひ当院での研修をお薦めします.