「看護部」7月 患者さんに安心して化学療法を受けてもらうために

2023年07月19日 お知らせ

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 外来化学療法とは、患者さんが入院せずに外来で抗がん剤治療を行うことです。そのため、治療後すぐに帰宅できるので、入院と違って療養環境の変化がなく自宅で過ごせることがメリットです。しかし、デメリットとして、帰宅後に副作用が出現したときに医療者が近くにいないため、患者さんの不安が強くなることがあります。
 そこで外来化学療法室では、薬剤ごとに異なる副作用を考慮しながら、患者さんに適した予防方法や対処方法を説明しています。例えば、手足のしびれや爪の剥離を予防する対処法として、点滴治療中にきつめの手袋をしたり、手や足先を冷やしながら行う方法があります。このように外来化学療法看護師は、副作用軽減に効果的と思われる情報を患者さんに提供し、少しでも快適に自宅で療養生活が送れるよう、患者さんに寄り添うケアを心がけて支援しています。

 

外来副看護師長 瀬野明子

 

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