食ではじめるアンチエイジング
2024年02月29日 お知らせ
目次
今日のお話
老化ってどうすることもできないの?何が原因があるの?対策はあるのかな?少し考えてみましょう。
アンチエイジングについて
「抗老化」か「加齢」か
年をとるデメリットに対抗するのが抗老化医学である。
加齢とは年を重ねる事、すなわち年々1歳1歳年をとるという事実を指し、これに逆うことはできない。
「抗老化」と「加齢」
「老化」とは「加齢」により生じるマイナス面を表す言葉であり、年をとることによって起こりうる負の現象(病的状態や病気につながる状態等)が老化(しみ、しわ、動脈硬化等)。1歳歳をとる「加齢」は妨げないが「老化」を遅らせたりすることは、可能であり、その行う医学の総称がアンチ・エージングである。
アンチエイジング
抗老化医学
積極的予防医学
「老化を防ぐために行う行為」
生活習慣病の予防を行うこと
活性酵素を増やす要因
- 紫外線
- 喫煙
- 大気汚染(排気ガス)
- 電磁波
- 放射線
- 農薬(添加物が含まれた食品)
- ストレス
- 栄養素の不足、過剰摂取
動脈硬化などを引き起こし生活習慣病や老化(糖化)
活性酵素の害を防ぐには・・
抗酸化物質
ビタミンE
ビタミンC
βーカロテン
ユビキノン(コエンザイムQ)
カロテノイド
フラボノイド
アンチエイジングには・・・ 運動も重要です。
運動前と後に・・・
- 筋肉と血管は重要なパートナー
- 筋肉が収縮したまま硬くなり、血流の流れが悪くなると低体温となる。
- 体は飢餓と勘違いし、栄養を蓄えようとする
- 運動前と後にストレッチを行う。
運動(ウォーキング)の効果
- 食後の血糖上昇が抑制される
- 脂肪細胞のサイズが縮小する
- 中性脂肪が利用され血中濃度が減少する
- 血圧が安定する ⇒メタボリック・シンドロームの改善
- 心臓肺機能(酸素運搬・利用能力)が高まる
⇒ 脂肪燃焼効果が増す - 骨密度が保持され、HDLCが上昇する
- リフレッシュ効果が生まれる
- 快眠・快便につながる など多数
生活の習慣を見直す
長年の体験で身に付いたスタイル「癖」
繰り返すうちに決まりのようになってしまった
心理学:学習で後天的、反復で固定した行動様式
意識していない、気づかない
免疫力アップ食材編
1位 ヨーグルト
2位 みかん
3位 バナナ
4位 にんじんジュース
5位 緑茶
6位 干し柿
7位 キムチ
8位 納豆
9位 キウイフルーツ
10位 アーモンド
まとめ
1 睡眠時間の3時間前の喫食は、糖質を控えましょう。分食をしましょう。
2 野菜料理を先に食べるようにし、蛋白質をしっかしとりましょう。
3 朝食をしっかり食べましょう。
4 腹七分目にしましょう。
5 生活リズムを整えましょう。
6 適度な運動を行いましょう。
7 噛みごたえのある食事をとりましょう。
最後に
笑うことにより、免疫力を高めるNK細胞(ナチュラルキラーさいぼう)が増えることがわかっています。全身のパトリールをする細胞です。
NK細胞を増やすことで、心と体を若く保つことができます。
食事は、楽しく笑いながら、食べましょう!
公立学校共済組合 東海中央病院
管理栄養士 久留宮 貴子