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診療科別カリキュラム
内科 (期間:6ヶ月)
1. 実習目標
一般目標
内科患者の診療治療の基礎的知識、基本的技能を習得するとともに、他の医師、医療技術者等と共同して診療ができるような態度を身に付ける。
行動目標
- 患者と良好な関係を築き、十分な問診ができる。
- 重大な全身の身体、精神所見を得ることができる。
- カルテに記載されている記録を理解する。
- POSに従ってカルテに記載する。
- 症例を適切に指示できる。
- 他の医師、他の職種のスタッフと協力して仕事ができる。
- 患者の家族と良好な関係を作ることができる。
2. 実習方略(実習方法)
- オリエンテーション
- 受け持ち患者:常時最低3~4名の患者を担当する。
- 病棟実習:入院患者は、毎日2回は必ず診察する。
- 患者の一日の予定を確認し、可能なかぎり同行する。
- 診療計画に指導医とともに参加し、自分の意見を述べる。
- 指導医のもとで基本手技を行う。
- 一日の患者の経過とカルテ記載を指導医に呈示する。
- 入院患者カンファレンス:毎週一回受持ちの患者の症例を呈示する。
- 外来実習
- 毎週月曜日、外来にて予診をとりカルテに記載する。
- 指導医と相談して、予診をとった患者の診察を見学する。可能なら診察する。入院の場合は、そのまま受持ちとする。
神経内科 (1年次は研修期間を内科に含む)
1. 実習目標
一般目標
神経内科は脳、脊髄、末梢神経、筋の疾患を対象としている、臨床神経学で必要となる基本的な診察法や検査、治療を習得して、神経疾患に対する理解を深める。
心療内科は心身症を主に対象としている。総合内科医の立場から心身医学に必要な知識と診療技術を習得することを目標とする。
行動目標
- 問診、神経学的診察を行うことができる。
- 神経学的な検査を実施できる。
- 神経学的所見と検査所見を正しく解釈して臨床診断を行い、治療を行うことができる。
- 患者ユア家族と信頼関係を築き、疾患を理解してもらうことができる。
- 関連する診療科やコメディカルスタッフと連携することができる。
- 地域の医療機関や介護施設と連携することができる。
2. 実習方略(実習方法)
- 指導医とともに受持ち患者を担当し診療にあたる。
- 東部CT、頭部MRI,MRA、シンチ検査などの画像検査、脳波や誘発筋電図などの電気生理検査、腰椎穿刺など検査の実施に加わる。
- 心療内科では心理検査の実施に加わる。
- 診察所見や検査所見などから臨床診断し、治療方法を選択することを指導医とともに行う。
- カンファレンスに参加し患者さんについて検討を行う。
循環器内科 (1年次は研修期間を内科に含む)
1.一般目標
代表的な循環器疾患の診療の基本的知識、基本的技能を習得する。
行動目標
- 症状に応じた問診ができる。
- 重要な身体所見を得ることができる。
- 所見をカルテに記載することができる。
- 他のスタッフと協力できる。
- 患者、家族と良好な関係をつくることができる。
2. 実習方略(実習方法)
- オリエンテーション
- 受持ち患者2名以上を担当する。
- 受け持ち患者の診療を1日2回以上行う。
- 指導医のもとに心エコー、運動負荷試験を行う。
- 症例の呈示と治療方針をのべることができる。
呼吸器内科 (1年次は研修期間を内科に含む)
1.実習目標
一般目標
一般目標:代表的な呼吸器疾患について、診断から治療までの流れを理解し、基本的な杉を習得する。
行動目標
- 問診・身体理学所見を取り、適切な検査計画を立てる。
- POSに従い適切なカルテ記載を行い、鑑別すべき疾患を想定する。
- 指導医にプレゼンテーションを行い、指示を仰ぐ。
- 態度・言葉遣いなどに注意し、気管支鏡検査などに積極的に取り組む。
- 胸部レントゲン・CT読影、気管支鏡検査などに積極的に取り組む。
- 呼吸状態の評価および呼吸管理について理解し、実践する。
- 全身状態の把握および全身管理・栄養管理について理解し、実践する。
2. 実習方略(実習方法)
- 初診患者の診察
- 入院患者の受持ち・回診
- 胸部レントゲン・CT読影およびカルテ記載
- 血液ガスの採取・結果の評価および呼吸管理(人工呼吸器の設定も含む)
- 気管支検査への参加
- 外来と病棟カンファレンスへの参加(患者のプレゼンテーションを含む)
消化器内科 (1年次は研修期間を内科に含む)
1.実習目標
一般目標
腹痛を代表とする消化器疾患は、日常臨床の場でもっとも遭遇する可能性の高い病態であり、医師として基本的な病態の把握、診断、治療を習得することを目標とする。
行動目標
- 患者から症状に応じて十分な問診ができる。
- 見逃してはいけない重大な身体所見を診断できる。
- カルテにも問診、身体所見を記載することができる。
- 状態に応じて必要な検査をオーダーできる。
- 問診、身体・検査所見より鑑別診断をあげることができる。
- 確定診断を行い、治療法を選択することができる。
2. 実習方略(実習方法)
- 指導医とともに受持ち患者を担当し、実際の診療に積極的に関わる。
- 受持ち患者の診療を行い、ただちに不明な点は指導医に相談する。
- 胃カメラ、腹部エコー。上部消化管造影検査などの基本的検査は積極的に習得してもらう。技量が上達すれば指導医のもとで緊急内視鏡的止血、大腸ファイバー、ポリープ切除、ERCPなどの治療内視鏡の術者も可能となる。
- 指導医とともに統計的な診断、治療を学ぶ。
- EUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺生検)、内視鏡的乳頭切除術、カプセル内視鏡に関わり、最先端の内視鏡検査・診断治療法を学ぶ。
- 消化器内科外科合同カンファレンスで症例呈示を行い、手術適応を学ぶ。
- 学会発表も積極的に行い、知識を広める。
腎臓内科 (1年次は研修期間を内科に含む)
1.実習目標
一般目標
腎炎・ネフローゼ症候群、腎不全、高血圧性腎障害、糖尿病性腎症などの腎疾患および腎代替療法に対する基本的知識、基本的機能を習得する。
行動目標
- 問診・身体所見をとることができる。
- 検査・治療の必要性・方法を理解することができる。
- 患者・家族・スタッフと良好な関係をつくることができる。
2. 実習方略(実習方法)
- オリテンテーション
- 腎生検などの検査に参加する。
- 症例の診断と治療を指導医とともに行う。
- 腎代替療法(透析)の診療に参加する。
救急部門 期間:3ヶ月
1.実習目標
一般目標
救急患者のプイライマリケアと各種麻酔法を観察し習得することを目標とする。
行動目標
- 内科、小児科、外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科を中心に指導医の指導のもとに、救急患者の診断・治療の基本を習得する。
- 麻酔科医又は外科医の指導のもとに麻酔の基本を習得する。
- 夜間、休日などに救急チームの医師の指導のもとで救急患者の診察にあたる。
2.実習方略(実習方法)
- 救急車で来院した患者を指導医・上級医とともに診察する。
- 救急患者のバイタルサインの把握ができる。
- ショックの診断と初期治療ができる。
- 一次救命処置ができる。指導医のもとで、二次救命処置を理解しできる。
- 頻度の高い救急患者の初期治療ができる。
- 適切なコンサルテーションができる。
- 麻酔医とともに麻酔を行う。
- 麻酔薬の薬理作用と適応・禁忌を理解する。
- 気道確保、気管内挿管・人工呼吸の技術を学ぶ。
- 脊椎麻酔、硬膜外麻酔の手技を学ぶ。
外科 期間:1ヶ月
1.実習目標
一般目標
外科学の基本的な考え方、禁断、治療の実際を観察する。チーム医療の一員として参加し、手術を含む外科臨床の実際について知り、患者さんに対する接し方を学ぶ。
行動目標
手術および術前、術後管理の実際を知ること。また基本的な診察・検査の方法を学ぶこと。
- 手術の見学(第2助手等)
- 基本的診察法(問診、聴打診、触診、肛門指診等)の見学。
- 基本的検査(胃透視、乳腺エコー、胆道鏡等)の見学。
- 無菌操作を学ぶこと。
- 創傷処置、CVCなどの見学。
- 輸血、輸液及び栄養法の修得。
- 術後管理、呼吸管理の修得。
- 麻酔法について知ること。
2. 実習方略(実習方法)
- オリエンテーション
- 受持ち患者、常時咲いて3~4名の患者を担当する。
- 病棟実習
- 病棟回診、ガーゼ交換の見学。
- 入院患者の問診。
- カンファレンスに参加。
- カルテ記載の指導をうける。
- 手術症例、問題症例について症例呈示を行う。
- 入院患者カンファレンスに参加し、手術症例、問題症例について症例呈示を行う。
- 外来実習
- 初診患者の診察見学。
- 乳腺外科の見学。
- 救急患者プライマリケアについての見学。
麻酔科 期間:1ヶ月
1. 研修目標
一般目標
主に全身麻酔、硬膜外麻酔等の、術前管理・導入・術中管理・離脱の基本的手技と薬剤等の使用法を学ぶ。行動目標
麻酔科専門医、麻酔科標榜医の指導の下で、術前リスク評価、麻酔サマリーの作成および気道確保、血管確保、薬剤投与などの実際を学ぶ。
2. 実習方略(実習方法)
- 手術患者の基礎的なリスク評価ができる。
- その結果、一般的な検査以上に必要な精密検査をオーダーできる。
- 上級医の指導の下、血管確保、気道確保に参加し、容易な勝利では自分でできる。
- 基本的な薬剤の、適切なタイミングと適切な量の投与をすることができる。
- 手術室マニュアルに沿って、麻酔からの離脱に参加する。
- 術後回診を行い、術後管理に参加する。
- 脊椎麻酔、硬膜外麻酔の手技を学ぶ。
精神科 期間:1ヶ月(各務原病院)2年次に研修
A. ローテート研修における一般目標
精神科初期研修では、まずは患者および家族から適切な病歴聴取ができることを第一とする。患者や家族との面談では、胆に事実を聴取するのみでなく、事実にまつわる患者や家族の心情を聞く必要がある。患者や家族がどういう体験をしてきたか、そして現にしているか、を配慮しながら聞くことが重要である。
もちろん、精神科の主要な疾患や精神科で用いる主要な検査、治療法、薬物についての自薦的な知識と理解を得ることも必要である。
こうした理解の下に、患者や家族の話を聞いたり、患者や家族に説明したりして、良好なコミュニケーションを保つ方法も習得してほしい。
- 主要な精神疾患(躁うつ病、精神分裂病、各種神経症、境界例などの人格障害、器質性精神障害など)について知識と理解を得る。
- 外来初診患者の病歴聴取が適切にできる。
- 病歴聴取に基づいて検査計画を立て、精神科でよく行う検査(脳波、頭部CT、頭部MRIなど)についてある程度(重要な異常を見逃さない)の判断ができる。
- 病歴聴取や検査に基づいて、主要な精神科疾患の鑑別診断ができる。
- 診断に基づいた治療方針・治療計画を立てることができる。
- 主要な精神科薬物(抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬など)について知識と理解がある。
- 診断名や病状に基づき基本的な薬物の処方をすることができる。
- 患者と家族に主要な精神疾患について説明できる。
- 患者や家族と適切なコミュニケーション(精神科面接も含める)ができる。
- 担当した患者についての適切な小恵理報告がほぼできる。
- 精神科の特殊性(受診のしにくさ、ときに強制的な治療も必要なこと、法的問題など)についても理解を得る。
- コメディカルと共闘して診察ができる。
B. ローテート研修における行動目標
1. 外来診療(新患予診)
- 初診時に患者や家族とよい関係が作れる。
- 初診の面接、問診で情報の収集ができる。
- 他科の医師、看護師から情報収集ができる。
- 精神症状の所見がとれる。
- 身体所見、精神学的所見がとれる。
- 検査を選択、実行、解釈ができる。
- 鑑別診断ができる。
- 経過を予測できる。
- 指導医に状況を説明できる。
- 指導医の指導を求めることができる。
- 治療方針が立てられる。
- 患者や家族に説明ができる。
- 薬物の選択、処方、注射ができる。
- 患者や家族に対して理解、共感が示せる。
- 患者や家族、関係者から信頼を得られるよう気を配ることができる。
2. 入院患者診療
- 精神状態の所見がとれる。
- 身体所見、神経学的所見がとれる。
- 検査を選択、実行、解釈できる。
- 各精神疾患についての鑑別診断ができる。
- 経過を予測できる。
- 指導医に状況を説明できる。
- 指導医に指導を求めることができる。
- 患者や家族に説明ができる。
- 入院手続きを実行できる。
- 薬物の選択、処方、注射ができる。
- 診療記録の読み書きができる。
- 看護、心理、他の医師との協調ができる。
- 患者や家族に対して、理解、共感を示せ、信頼を得ることができる。
- 病院全体の状況を把握して行動できる。
C. 研修指導体制
- 指導医が全期間を通して研修の責任を負う。
- 受持ち患者は、専任指導医が割り振る。
- 1名の入院患者を2人の主治医として受持つ。
- 入院患者の診察、検査、治療に関する直接的指導は主治医(指導医)が行う。
- 指導医は研修医の診療目標達成の進歩具合を点検し、適切に主治医に指示を与えるか直接指導を行う。
地域医療
期間:1ヶ月(久美愛厚生病院・フェニックス総合クリニック)2年次に研修
A. 久美愛厚生病院
1.実習目標
到達目標
地域医療を担う医療機関の役割を理解し、現場を体験する。
2. 実習方略(実習方法)
- 検診業務
- 地域医療における検診の意義を理解する。
- 巡回検診に参加し、地域の住民と交流する中で、医師として地域住民の健康にどのように関与するかを考える。
- 地域連携
- 久美愛厚生病院の地域連携室で指導医・保健師と共に施設あるいは在宅での療養を充実させるための活動に参加する。
- 訪問看護・訪問リハビリなど在宅医療を支える業務に参加する。
- 僻地診療所
- 診療所での日常業務を体験する。
- 地域の文化を踏まえた医療に参加する。
- 河合・宮川診療所での僻地診療所実習
- 久美愛厚生病院で可能な地域医療研修
- 血液透析など地域の患者さんに必要な医療の研修。
3. 研修記録
所定の研修日記に記載し、チェックを受ける。必要に応じ適宜ディスカッションを行い記録に残す。
4. 研修期間
1ヶ月
B. フェニックス総合クリニック
1.実習目標
一般目標
診療所、介護施設の業務を通じて医療・介護を学び、また病診連携の意義を理解し、強調して診療できることを目標とする。
行動目標
診療所、介護施設にて指導医の下で業務を行う。各施設の業務を理解して円滑に連携できる方法を身につける。
2. 実習方略(実習方法)
- オリエンテーション
- 受持ち患者を指導医のもとで診療する。
- 指導医のもとで、患者の診療を行う。
- 指導医のもとで、患者の介護計画を作成する。
- 指導医のもとで、必要な書類を作成する。
小児科 期間:選択必須においては1ヶ月(長良医療センター)
実習方略(実習方法)
- 主に入院患者の受持ちとして研修する。
- 救急:救急、救命処置については指導医の下で研修する。
- 小児保健:長良医療センターの1ヶ月検診、乳児健診外来等で研修する。
- 新生児:長良医療センターNICUにて研修出来る。
- 循環器疾患:当院および長良医療センターで専門医の指導を受ける。
- 神経・精神発達障害:脳波の判読も合わせて、当院及び長良医療センターの神経外来で専門医の指導を受ける。
- アレルギー・免疫疾患:当院及び長良医療センターアレルギー外来で研修する。
- 他の特殊疾患:栄養障害、遺伝・染色体異常、先天代謝異常、内分泌疾患、血液・脳疾患等は、主に長良医療センターで入院患者の受持ちとして研修する。
産婦人科 期間:選択必須においては4週(産科:岐阜県総合医療センター)
1.実習目標
一般目標
医師としてだけではなく、社会人としても通用する一般常識や態度を養い、指導医たちと強調、協力して患者さまを中心としたチーム医療に進んで参加し、産婦人科領域の疾患の診断治療の基礎知識、基本的手技を修得する。
- 女性特有の疾患による救急医療の研修をする。
- 女性特有のプライマリケアを研修する。
- 妊産褥婦ならびに新生児の医療に必要な基本的知識を研修する。
行動目標
- 基本的婦人科臨床検査
- 患者との間によいコミュニケーションを保って問診を行い、正確に記載できる。
- 産婦人科健診に必要な基本的態度、技能を身につける。
- 基本的産婦人科臨床検査
- 産婦人科診療に必要な検査を実施し、患者にわかりやすく説明することができる。
- 基本的治療法
- 妊産褥婦に対する投薬についての理解
- 手術療法の第2助手としての参加
- 麻酔法についての知識と応用
2. 実習方略(実習方法)
外来実習
- まず産婦人科初診患者の問診、診察の見学、可能であれば指導医と共に診察する。
- その後、外来、診察、検査の見学。
病棟実習
- 指導医と共に入院患者を受持つ
- 手術患者は、術前術後の一連の状態を診る。手術には第2助手として参加。
- 高度生殖医療である体外受精や、実施施設が少ない産婦人科内視鏡手術への見学や参加。
- 産婦人科領域の救急患者の診察処置を経験する。
脳神経外科
1. 実習方略(実習方法)
- 診察
- 外傷や意識障害などの患者を医師とともに診察
- 神経学的所見をとれるように実習
- 神経放射線
- CT、MRI、脳血流シンチなどの読影
- 脳血管撮影の手技見学(清潔操作も含む)と読影
- 手術
- 脳外科手術の麻酔(局所麻酔、全身麻酔)の見学
- 脳外科手術の見学(清潔操作も含む)
- 救急
- 夜間や休日に緊急検査や手術をおこなうことも多いので、待機性をとって脳外科医とともに行動することが望ましい。
整形外科
1.実習目標
一般目標
整形外科は骨、関節、筋肉、靭帯、腱、神経など運動をつかさどる機関の障害を治療する診療科です。これらの診断と治療に必要な基礎的な知識と技術、手段を身につけるとともに、患者本人や他の職種の医療従事者との間に良好な関係を作り上げるための基本的な考え方や協調性を体得します。
行動目標
- 患者本人、その家族との間に良好な人間関係を作り上げる。
- 性格で必要十分な某歴を聴取できる。
- 系統的診療により全身的所見を得ることができる。
- 得た情報を適切に要約し、診療録に記載できる。
- 適切な治療計画を作成できる。
- 他の職種の医療従事者との間に良好な協力関係を保ち情報交換ができる。
2. 実習方略(実習方法)
- オリエンテーション
- 受持ち患者
- 病棟実習
- 受持ち患者の診察、検査、治療は毎日行う。
- ベッドサイドでの基本的手技は指導医の監督下に一定範囲で行う。
- 日就業前に診療内容、記録の記載につき指導医のチェックを受ける。
- 受持ち患者の診察、検査、治療は毎日行う。
- 入院患者カンファレンス
- 外来実習
- 整形外科外来で新来患者の予診をとり診療録に記載する。
- 外来患者の診察を見学する。
- 患者の了解が得られれば自らも診察する。
- 救急患者の処置、診療を見学し、指導医の監督下に一定の範囲の処置を行う。
- 手術実習
- 術前カンファレンスに参加し、手術計画の検討に参加する。
- 手術に参加し、見学する。
健康管理科
1.実習目標
一般目標
- 健診、人間ドックの概要と意義を理解する。
- 特定健診と特定保健指導の概要と意義を理解する。
- 健診の診察法を習得する。
- 健診結果の解釈ができる。
- 健診結果を。受診者にわかりやすく説明できる。
- 生活指導、食事指導の概要を理解する。
行動目標
- 指導医とともに健診受診者の問診、診察をおこなう。
- 健診項目の結果判定をガイドラインにしたがっておこなう。
- 健診結果から、2次検査、治療などの必要な診療を判断する。
- 生活指導、食事指導の内容を指導医とともに保健師、栄養士、看護師と検討する。
- 健診結果を、受診者に説明する。