ペインクリニック

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ペインクリニックのご紹介

ペインクリニックとは、「ベイン(痛み)」の「クリニック(診療所)」という意味で、痛み自体を一つの病気としてとらえ、痛みを取り除く治療を行うところです。必要に応じて他の科とも連携しながら治療を行います。全身の様々な痛みが治療の対象となります。具体的には、帯状抱疹による痛み、頭痛、顔面痛、椎間板ヘルニアなどによる首の痛みや腰痛、怪我や手術の後の長引く痛みなどです。特に帯状疱疹による痛みは、早期の適切な治療により、慢性の神経痛への移行が少なくなると言われています。
主な治療法は、薬物療法と神経プロック(星状神経プロック、硬膜外プロックなど)です。症状を見て、患者さんと相談しながら決めていきます。また必要に応じて他の科とも連携しながら治療を行っております。痛みがあるということは誰でもつらいものです。痛みが主観的であるがゆえに、周りの人に自分のつらさを理解してもらえないこともあります。ベインクリニックの治療もやはり魔法ではないので限界がありますが、それでも、現在の痛みを少しでも減らして、その人らしい日常生活を取りもどしていただくのに役立つものと考えております。

対象疾患

帯状疱疹による痛み(帯状疱疹後神経痛も含む)
椎間板ヘルニアによる首の痛み、腰痛、頭痛、顔面痛、手術後の長引く痛み など
当科では、特に帯状疱疹の痛みの治療に力を入れております。

帯状疱疹後神経痛(⋯発症後2〜6か月以上経過したもの)になりやすい方

重症な皮疹、年齢(50歳以上)、初期に強い痛み、皮疹に先行する痛み、免疫機能の低下、顔の帯状疱疹
これらの方では、早期からの神経ブロックで神経痛へ移行する発生率を下げることが示唆されています。
痛みでお悩みの患者さんがおられましたら、当科でも連携して治療させていただきます。

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