ロタウィルス胃腸炎
小児科
![]() |
症状について? |
|---|
| 寒い時期に流行する小児のウィルス性胃腸炎の中で、ロタウィルス胃腸炎がもっとも多く、入院治療を必要とすることがあります。 強い吐き気とくり返す嘔吐で症状が現れることが多く、その後に下痢となります。 下痢の回数も多く、ときに便の色が白くなることが特徴です(白色便性下痢症)。 嘔吐と下痢のために脱水状態を起こしやすく、とても厄介な病気です。 半数に発熱があり、ノロウィルスに比べ罹病期間が長く、全治するまでに5~7日間の経過を要します。 |
|---|
![]() |
痙攣を起こすのですか? |
|---|
|
ロタウィルス胃腸炎はときに痙攣や脳症を伴うことがあります。 生後6ヶ月から3歳未満の子供に多い合併症です。 痙攣は下痢や嘔吐などの胃腸炎症状が現れてから5日以内に起き、痙攣の回数はふつう2~3回程度ですが、時に数回から10 回以上に及ぶこともあります。 一旦、痙攣が起きると1~3日間に何回も繰り返す傾向にあります。 明らかな脱水症や電解質異常がないにもかかわらず、痙攣が起きるのが特徴です。 痙攣は無熱性の痙攣で、持続時間は通常3分以内、痙攣後の睡眠時間は短く、意識はすぐに回復します。 |
|---|
![]() |
予防対策について? |
|---|
|
こんなロタウィルス胃腸炎を予防するワクチンが使用できるようになりました。 ロタウィルスワクチン(ロタリックス) 1回1.5mlの液体ワクチンを、4週間以上の間隔をあけて2回経口接種(飲むタイプのワクチンです)します。 生後6週から接種可能で、遅くとも生後24週までに2回の接種を完了させてください。 重症ロタウィルス胃腸炎の発症を92%予防できるとのデータがあります。 |
|---|
